物流プロデュース
マネージャー
植竹 伸行Nobuyuki Uetake
食文化のオールラウンドプレーヤー
カスタマーサポートの経験が商品企画にもいまの仕事にも役立っている
私は入社してすぐにオペレーション部カスタマーサポート(お客様対応)に配属されました。
前職ではデスクワークがなかったため、電話やメール対応というものが初めての経験で、最初の頃は日々すごく緊張しながら電話を取っていたのを覚えています。
当時、新人研修のような体系化されたものはなかったのですが、会社の成長とともにメンバーも増えたことから、新人研修や商品知識の研修などを導入。カスタマーサポートのプロとして、新人も安心してスタートを切れるように取り組んできました。
お客様から厳しい言葉を頂戴することもあるのですが、何かトラブルがあった際に、お客様のために奮闘するのもカスタマーサポートしかできない役割です。
その後、マーケティング部へ部署異動があり、自社サイトの運営、商品企画などに携わることになりました。
特に力を入れてきたのが、築地市場の魚河岸から新鮮な魚介類をお届けする「築地朝市」というサービス。通常の出勤時間の1時間前に魚河岸を回り、鮮魚の情報を収集するという日々に変わりました。
すぐに事務所に戻り、朝の情報をもとに夕方までに商品ページを作成、メルマガ配信して翌日出荷というスピード感と、市場の生の情報をやり取りする臨場感が楽しみでもありました。
カスタマーサポートの時にお客様のことを第一に考え、常連客の名前を覚えそれぞれの買い方を把握していたため、この案内をすれば〇〇さんが買うはず。と考えながら試行錯誤をしていました。
そして現在はオペレーション部に再度異動になり、物流構築に取り組んでいます。
カスタマーサポートとマーケティング部での経験があってこそ、新しいサービスの視点を持ちながら、物流を考える役に立っています。
物流はこれから活躍の場が広がる領域
食文化は商品の保管やピッキング・検品・梱包・発送などの機能を自社で持ち、さらに全国の産地や生産者・メーカーとのネットワークもあります。
作業の効率化や配送手段の最適化の他、自社の機能を使って外部企業から案件を受託したり、自社の課題を外部に委託したり、新しい配送ネットワークを作ることも。
現在は鮮魚の当日配送サービス「豊洲きょう着く便」の拡大にも力を入れています。
日本は物流のデジタル化が遅れていることが課題となっているため、これからは競合よりもいち早く新しい物流の在り方に挑戦していきたいと思っています。
これもすべて、美味しいものをよりよい状態でお客様にお届けするため。
食べることが好きで入社した私ですが、販売だけでなく様々な部門から食に携わる機会に恵まれています。
ある1日のスケジュール
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10:00
- 電話・メール対応
- 生産者やメーカーの担当から出荷の問い合わせの電話やメールを対応。 トラブルなどあれば早急に解決に動きます。
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11:00
- スケジュール計画
- 産地直送商品の発送スケジュールを立てます。 また、先々の予定を整理して事前準備も進めます。
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14:00
- 昼休憩
- 事務所で急いで食べることが多いですが、時間のある時はなるべく外で食べるように心がけています。
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15:00
- 商品の販売準備
- オペレーション部でありながら商品の担当も複数抱えています。 空き時間を見つけて販売の仕事にも取り掛かります。
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17:00
- 産地直送商品の発注
- お客様のリクエストにも応えながら、各産地に発注や出荷の指示を出します。
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19:00
- 退社
- 気持ちのいい気温の時は豊洲の駅まで20分かけて歩くようにしています。 健康管理も大切にしています。
植竹はこんな人!
大器晩成な活躍が目立つこの頃です。「やれば出来る!」を最近は自ら実感して、表情に自信が表れているように感じます。もっともっと成長速度を早めるには、もっともっと主体的に動かないとです。頑張れ!植竹君