産地開拓プロデュース
アシスタント産地開拓プロデューサー
冲田 篤史Atsushi Okita
青果チームのエースストライカー
日本のフルーツの美味しさをもっと多くの人に、世界に発信していきたい!
前職では百貨店に約6年半、食品領域を中心に販売からマネージャー、バイヤーの経験を積みました。その中でもフルーツに関心を持つようになったのは、ワインの担当をしていた際に世界中で作られ、時を越えて熟成し、その時々の顔を見せる素材としてのブドウの奥深さに魅了されたのが始まりです。
その後、生鮮品のアシスタントバイヤーをしていた際に生食としてのフルーツの面白さも知ることが出来、「日本のフルーツをもっと多くの人に知って欲しい、世界に発信していきたい。」そう強く想うようになったのは、東南アジアの店舗へ駐在していた時でした。
無形文化遺産として和食が登録されて以降、より急速に日本の食品は海外で注目され、受け入れられています。冷凍で流通可能な海産や畜産品、他にも賞味期限の長い日本酒やお茶、お菓子など他国のものと比較しても人気が高い品目です。
しかし、駐在時にいろいろな国の百貨店やスーパーを見て回っても、日本のフルーツの普及率はまだまだ。コールドチェーンが整っていないことと賞味期限が多品目と比べて極端に短いこと、そして繊細な日本のフルーツの楽しみ方を伝えることが出来る人が少ないことなどから、他国のものと比べても差別化できる日本のフルーツが世界の市場に浸透していない現状への課題を感じると同時に、まだまだ開拓されていない市場へワクワクする想いがありました。
そんな折、コロナ禍で売上が急上昇していた食文化に産地開拓プロデューサーとしてお声をかけていただいたのが入社したきっかけです。
市場に入りこみ、産地に入りこみ、より深く日本のフルーツ業界と関われる
上述のような課題意識をもっていたこともあり、市場直結型EC販売をしている当社は私にとってはこの上ない経験が出来る環境でありました。
日本一の青果物市場である大田市場の新規開拓業務を任せていただき、1つずつ地道にまだ伝えることが出来ていなかった魅力的なフルーツ等をプロデューサーとしてお客さまにお伝え出来るのは非常にやりがいがあると同時に、商圏が限られる百貨店時代とは比べものにならないぐらい「日本にこんなにもフルーツ好きな方がたくさんいらっしゃるんだ。」と日々肌身をもって感じることができています。
実際に青果業界の実情を知るにつれ、当初抱いていた想いと並行して、日本国内の農業の引き継ぎ手が不足している現状を改善したい、その中でも頑張っている若手生産者を支えたいなど、やりたいことは日々湧き出てきます。
ある1日のスケジュール
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6:30
- 大田市場に到着
- 競り物品の確認や仕入れている当日の品物の検品を行います。
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8:00
- 仲卸周り
- 仲卸の店前で面白い品物がないか確認をしつつ仕入れを行い、近況について意見交換します。
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10:00
- 商談
- 卸と月の反省や翌月以降の販促計画について商談します。
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12:00
- ランチ
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13:00
- 仕入れたフルーツの撮影&商品ページ作成
- 当日仕入れた品物を販売するために写真撮影から商品ページ作成まで全てを行います。
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14:30
- メルマガ作成
- お客さまへご案内するために、仕入れたフルーツの魅力を端的に伝えるメルマガを作ります。
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15:00
- 翌日の発注数量の確認
- 受注している品目毎の数量をチェックして、競り人や仲卸に発注します。
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15:30
- 帰社
冲田はこんな人!
少し乱暴な男!の角が取れてきて、パワーを上手にコントロールできるようになり、青果のセグメントの点取り屋として、社内外の認知が高まり、とても楽しみな男です。将来、八面六臂の活躍を期待しています。