採用情報

マネジメント&マーケティング

シニアマネージャー
 兼シニアマーケター

小河原 英二Eiji Ogawara

マーケティングスペシャリスト

食のEC化は無限大

株式会社食文化に入社するまで、30年以上に渡り、様々な企業でブランドマーケティングと商品企画の仕事に従事しておりました。食品業界に身を置いて20年以上になり、生産者たちの苦労を目の当たりにし、「この人たちの苦労をもっとたくさんの人に知ってもらいたい、もっと恵まれた環境にできないか?」と考えていたときにEC(電子商取引)に可能性を知りました。
ECの世界に足を突っ込んで10年以上が経ち、今まで成長企業のグロースやIPOに向けた事業戦略、老舗企業の再生など、複数の企業を渡り歩くような仕事に疑問を持ち始めたときに、食文化という会社に出会い、代表の萩原社長とお話しをする機会を頂きました。
「なんて楽しい人だ!」「ここなら生産者と一緒に楽しいことができそうだ」と感じて、直ぐに入社を決めました。

ECは商品を小売店に卸し流通する仕組みと少し異なるロジックで成り立っています。来店人数×購入者数×購入単価×購入頻度=売上となる基本構造は同じですが、来店させるために投資する広告コスト、来店してどのページを閲覧し、何を購入されたか、などのお客様の一人一人のデータが瞬時に統計化して見られる楽しさがあります。これはリアルな店舗ではできない大きな可能性です。
このロジックに自分のセンスという経験と勘を加えることで、自分の仮説を自己完結することができる、とても面白いビジネスモデルがECの世界です。この仕組みを使って、もっと食の楽しさをたくさんの人たちに広めていきたいと思っております。

市場の仕組みと生鮮の難しさを知る

私は、食品業界でも加工食品メーカーに属しておりましたので、生鮮は初めて。大田市場に何度か見学に行ったことがある程度でした。加工食品では、製品規格書、原材料規格書、トレーサビリティー、製造工程表、食品表示法などのたくさんの決められた工程で作られているのに対して、生鮮の世界では、相場で仕入れ価格が日々変動したり、人との繋がりで仕入れられたり、同じ商品でも個体差で味が異なったり、と当たり前のことなのですが、自然が作る食材と人間が作った画一的な食品とは全く違うのだと気づかされました。正に「食の原点ここにあり」人間臭さが満載なところも楽しいです。

マーケティングとは人を知ること

市場で良い商品を仕入れたり、素晴らしい生産者を開拓することは、我が社の最大の強みであり、それが大好きで大得意なマニアックなメンバーばかりです。「こんな高糖度の桃はめったにお目にかかれない」「最高級の等級が手に入った」「めったに入荷しない大きさの大間のマグロ」など、スゴく良いモノを毎日のように見つけてきます。

でも、そのスゴイ「モノ」は「誰にとって」なのかの視点も大切だと私は思っております。モノに対するこだわりを持ちながらも、「お客様のAさんはこんな桃が好み」とか、「Bさんは少量の商品を好んで買ってくれている」などと言ったお客様の趣向に合わせて商品を選んだり、企画することもとても重要です。

マーケティングの基本はどんなお客様か?を細かく分析し、お客様を見える化し、仮説を持つことです。好きになった異性の好みや喜ぶことって何だろう?と、喜んでもらいたいために一生懸命考えることと一緒なのです。お客様に我が社のサイトをもっと好きになってもらうために、お客様を見える化して、その人たちが各々に喜んでもらえる商品特長やサービスを提案できる仕組みを作りたいと思っています。

創業ブランドの「うまいもんドットコム」の常連のお客様は、とても熱狂的なファンになってくださっております。このようなお客様にもっと応え、もっと喜んでいただけるサービスや情報を提供する仕組み作りが私の今後のミッションだと思っております。

ある1日のスケジュール

  • 10:00

    出社
    出社したらデスクを掃除することからスタート。食品に携わる身として、清潔、清掃は欠かせません。そのあと、パソコンを立ち上げて、メールチェックと昨日の売上分析を行います。
  • 10:30

    朝礼
    部署のメンバーを集めて売上の確認、今後の対策を確認します。即対応できることはサイト運営チームと連携して、スピーディーに対応しております。
  • 11:00

    社外企業との商談
    複数のプロジェクトを同時並行で動かしておりますので、それぞれのパートナー企業との折衝やプロジェクトの進捗確認、ローンチまでのスケジュール確認を行います。
  • 13:00

    ランチ
    市場内にある名物店を巡る楽しみのひとつ。海鮮はもちろんのこと、街中華、親子丼やてんぷらの有名店があるので毎日楽しみにしています。時間がある時は豊洲駅周辺まで遠征することもあります。
  • 14:00

    資料作成
    プロジェクトの経営層へのプレゼン資料や、社内への共有のための資料を作成をします。
  • 15:00

    プロジェクトミーティング
    メンバーを集めてプロジェクトの定例ミーティングを行います。若いメンバーが多いプロジェクトでは、ブレストにより、考える仕事をしてもらうことで社員育成も心がけています。
  • 16:00

    外部パートナーとの定例ミーティング
    Webマーケティングの施策や課題を共有し、アドバイスをいただいたり、ディスカッションの中から新しい発見やアイデアを抽出するようなブレストミーティングも行います。
  • 18:00

    メール確認と業務整理
    緊急性のメールへの対応や、SNS投稿の校正作業も行います。
  • 19:00

    退社
    晩御飯の当番の日は買い物をしてから帰ります。たくさんの食材に囲まれている素敵な職場環境なので、フルーツを酒の肴に一杯やるのも楽しみです。

萩原 章史Akifumi Hagiwara

代表取締役社長

トップメッセージ

小河原はこんな人!

生鮮食品を扱うビジネスはイレギュラーが多いのと、俗人的な要素が多いので、知見を積むまでは 悩みも多いと感じます。ただ、ビジネスの本質は同じなので、様々な商品・サービスの本質を 消化していけば、良い感じで組織の胃腸薬やピロリ菌駆除薬や栄養剤になると思います。 食文化は変人が多いので、処方箋を書くのが難しいけど、そこがやりがいでもあります。

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